中古物品販売をするなら知っておきたいこと
古物商許可とは
中古品を売買する場合に「古物商許可」が必要なことをご存じでしょうか?
「古物商許可」とは、中古品を販売する際に必要な免許のことです。自分の家で使用していたモノを販売する場合には免許は必要ないのですが、他人から購入した中古品を販売する場合に必要になります。
中古品とは、簡単に説明すると「未使用のもの」「未使用だが一度消費者の手に渡ったもの」「メンテナンスされたもの」が中古品になります。
免許なく、中古品とみなされるモノを販売した場合には、罰則があるので、注意が必要です。
実際に、「古物商許可」を取得したいがどうしたら取得できるのか、準備から申請の方法までを順を追ってご紹介します。
まず、自分の住所を管轄にする警察署の生活安全課に連絡をして、申請書2通(個人用、管理用)誓約書などを受け取ります。その際に注意する点は、自分の住所から近いところの警察署が必ずしも管轄になっているかはわからないので、注意する必要があります。事前に電話をして確認することをオススメします。
警察署から書類を受け取ると登録事項証明書、身分証明書、経歴書、賃貸契約書の写しなどを揃えるように指示があります。登録事項証明書は法務局のHPからダウンロードして登記印紙500円分を返信用封筒とともに送付します。登記印紙は収入印紙とは異なるので注意が必要です。
登録事項証明書は過去に犯罪歴があるかないかを調査するために必要な書類なので、少し面倒ですが、準備を忘れずに行いましょう。
全ての書類を揃えたら警察署に手数料を添えて提出します。提出後書類に不備などがなければ、40日ほどで許可の連絡があります。許可後申請者が申請した住所に住んでいるかどうかを確認しに担当の警察署員が来訪に来ます。その際に、標識と古物台帳を購入するように指示がある(標識は警察が代行発注することがほとんどです。)
標識が出来上がったという連絡が入ったら警察署に報告して免許取得完了です。
「古物商」の免許取得は書類の準備が少し面倒ですが、不備がない限りスムーズに取得できます。
古物市場とは
「古物市場」とは、古物商同士が在庫の売買を行う場で、「古物市場」は全国的に開催されているが、一般の人への認知度は低いです。売る側は、在庫の整理や不要になった在庫の処分。買う側は、仕入れルートの1つとして利用されます。
参加するには上記で説明をしてきた「古物商許可証」が必要です。主催者が参加条件を設けることもあるので、まれに免許を取得していても参加できない場合もあります。逆に、主催者と親しい間柄で、免許を取得していなくても参加できる場合もあります。参加の前に、主催者側への確認が必要不可欠になります。
古物市場に参入するメリット
古物市場に参加するメリットとしては、古物市場はかなり安い金額で古物が取引されるというのが大きなメリットです。リサイクルショップでは、少し手の届かないような古物でも安価で提供されています。
安価で大量に古物を購入することも可能なので、多くのリサイクルショップ経営者に利用されています。
また、売り手側として在庫を処分しながら購入をするリサイクルショップの経営者も多いようです。
古物市場でよく取引されている商品について
古物市場でよく取引されている商品は、ブランド品をはじめとする、貴金属・や宝飾品などがよく取引されています。
普段、なかなか手が届かないようなブランド品も古物市場では、かなり安い金額で取引が行われているため、チャンスを見つけて購入するのもありかもしれないです。
資格がなくても参加できるオークション代行業者について
資格はいらないが出品したい。という方や、今すぐ出品したい。という方に向けた手軽に出品ができるオークション代行業者を紹介します。
オクサポ
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こちらは、ブランドバッグやジュエリー等の古物を専門に取り扱うBtoB向けオークションサービスです。古物商許可が必要になりますが、PC、スマホ、タブレットからいつでもどこでも、古物商品の仕入れが可能です。
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