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服の嫌なニオイ対策には逆性石けん

服を繰り返し選択しても取れないニオイがあります。スメハラの記事でも紹介しましたが、ニオイは周囲の人にわかってしまうので注意が必要です。
服のニオイを消すなら逆性石けんで洗濯してみましょう。逆性石けんの詳しい内容、選択方法について紹介します。

逆性石けんとは

逆性石けんとは、本来は手指の傷や食器などの殺菌・消毒に使われている液剤です。私たちが使っているリンスや柔軟剤などにも使われています。
通常の石けんのような洗浄力はないため、真逆の性質を持つため逆性石けんと呼ばれています。
洗浄力がない代わりに殺菌や消臭効果があり、カビや細菌の細胞に入り込んで死滅させるのが特徴です。
例えばワキガやカビのニオイが染みついた服、生乾き臭がする服のニオイを取ることが可能です。
ドラッグストアで買える逆性石けんとして「オスバンS」「ベルコニン液P」「サニテートTG」などがあります。

逆性石けんの使い方

浸け置きや洗濯機で使う方法を紹介します。

浸け置きする場合

逆性石けんを水で約500倍に薄めます。浸け置きする服の量や、容器の大きさに合わせて調整してください。
逆性石けんが入っている容器に服を入れます。服を手で押しながら全体に浸透させ、1~6時間ほど浸け置きしましょう。素材によってニオイの取れる時間が異なります。綿や麻の場合は1時間、ポリエステルなどの化繊は6時間ほどです。
時間が経ったら水やぬるま湯ですすぎます。すすいだ服を洗濯機で選択して干してもかまいません。

洗濯機で洗う場合

逆性石けんを水で約500倍に薄めます。注意点としては、衣料用洗剤と一緒に使わないようにしてください。性質が違うため、洗浄、殺菌、消臭効果がなくなってしまいます。
洗濯機のコースは標準を選び、洗濯して干せばOK

使用上の注意点

逆性石けんは革製品を変質させてしまう恐れがあるため、使用する際は十分注意が必要です。
また、色柄物は色が落ちてしまう可能性があります。十分に薄めて使いましょう。
柔軟剤と併用することもやめてください。柔軟剤も逆性石けんと性質が違うため、中和されてしまい両方の効果がなくなってしまいます。
柔軟剤を使いたい場合、逆性石けんで洗濯した後に使うようにしてください。

逆性石けんは洗濯物のニオイ取り以外にも、食器の消毒や生ごみの消臭にも使えます。
ドラッグストアやネット通販で購入可能で、価格も数百円です。コストパフォーマンスも高い逆性石けんをぜひ試してみてください。

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