残業するほど太るのはなぜ?
残業するほど太る理由
残業するほど太りやすいと言われますが、それにはちゃんと根拠があります。
まず、残業が長引くと、その後の夕食に割ける時間が十分に取れません。
自炊する時間がないと、コンビニやお弁当屋さんなどのご飯に頼りたくなってしまわないでしょうか。
もちろんたまにはそういう食事でもよいのですが、毎日そんな夕食なら太ってしまうのも当然です。
そうしたものには脂質や糖質がたっぷり使われているため、自炊する場合よりも脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
また、残業で帰るのが遅くなると、運動する時間なども全然ないでしょう。
遅い夕食をコンビニの弁当で済ませ、そのまま寝てしまうという人も少なくないはずです。
しかし、脂肪の溜まりやすいものばかり食べて、全然運動しなければ間違いなく太ります。
運動量が少なくなれば筋力が低下し、代謝も低下してしまうからです。
かといって、残業続きでは、毎日運動するほどの気力もないでしょう。
加えて、睡眠不足になりやすいのも残業によって太りやすくなる理由です。
睡眠が不足するほど食欲増大のホルモンが分泌されやすくなると言われています。
また、しっかり眠れないと、残業で溜まったストレスがしっかり解消されません。
ストレスもダイエットにとって大敵です。
いかに心身を休めるかがダイエットを成功させるコツ
残業が多い人のなかには、「会社の命令で仕方なく」という人ばかりでなく、人一倍責任感が強い人もいます。
部下に任せればよい仕事でも、「自分の方が早くできるし、仕事のクオリティーも高いから」と言って、何でも自分でやってしまおうとする人たちです。
責任感が強いのは仕事のうえでは良いことですが、人に頼れる部分はしっかり頼るようにしましょう。
さもないと、今の残業続きの生活は今後もずっと続きます。
さらにやらなくてはいけないことが増えて、ますます自分の時間が取れなくなっていくことも十分にあり得る話です。
たとえ仕事が好きで残業が苦にならないという人も注意してください。
仕事のように気を張っている状態が続くと、交感神経が常に緊張モードになってしまいます。
しかし、自律神経とは交感神経だけでなく、リラックスモードの副交感神経とのバランスによって正常に働くものです。
交感神経優位の状態が続くと、それだけストレスが溜まりやすくなり、体調不良など体にも影響が出ることがあります。
ダイエットを成功させたいなら、自分の心身を休める時間を毎日少しでも確保しましょう。
マッサージ、ヨガ、エステなどがおすすめです。
ゆったりお風呂につかったり、心持ち早く床に就くだけでも違います。
そうやってリラックスできる時間が増えるほどストレスも軽くなり、食べ過ぎを防ぐとともに太りやすい体を脱せるようになるはずです。