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さりげなくおしゃれするならアンクレットを

アンクレットは世界的にも伝統的なアクセサリー

アンクレットとは、足につけるアクセサリーです。
ブレスレットに対して、足首「ankle」に身に着けるため「anklet(アンクレット)」と呼ばれています。
ブレスレットはメジャーなアクセサリーですが、メンズアクセサリーとしてのアンクレットとなると少々ハードルが高いと思うかもしれません。

ところが、アンクレットは非常に伝統的なアクセサリーで、世界各国で古代より用いられてきました。
加えて、単に装飾品としてだけでなく、階級のしるしや魔除けなどの役割も担っていたのがアンクレットです。
たとえば古代エジプトでは、どの社会階級の女性もアンクレットをアクセサリーとして身に着けていたと言います。
素材も金や銀、鉄などさまざまで、デザインも一定ではありませんでした。

一方、中国では魔除けとしてアンクレットが使われていました。
生まれたばかりの赤ちゃんのお守りだったのです。
陰陽五行説の考え方が反映されているのが、他の地域のアンクレットと比べて特徴的なところでしょう。

また、インドでも伝統的にアンクレットが用いられてきました。
インドの女性の一般的な装身具として、どの年代の女性もサリーと一緒に裸足の足にアンクレットをつけています。
また、伝統的な花嫁衣装の重要なアクセサリーでもありました。

実は日本でも、古墳時代からアンクレットらしき装身具が用いられていたと考えられています。
実際、発掘された古墳からアンクレットのような装身具をつけた埴輪が見つかっているほどですので、日本においても伝統的なアクセサリーと考えてよいでしょう。

アンクレットが今のような女性のアクセサリーというイメージになったのは、20世紀に入ってからです。
特に1930年代からアメリカで人気になり、フォーマルからカジュアルまで女性の重要なファッションアイテムを担っていたのでした。
20世紀後半のポップカルチャー以降は、男女の境界なく金属製や革製のアンクレットが若者を中心に使用されています。

アンクレットのつけこなしポイント

アンクレットは足元のアクセントとしてさりげなくつけるのがポイントです。
ごてごてした派手目のアンクレットをジャラジャラつけるのはダサいと見られることも多く、実際女性受けも良くありません。

アンクレットはやはりショートパンツによく合うのではないでしょうか。
ショートパンツは、ヌケ感が多いだけに靴によっては足元が少々寂しくなってしまいます。
そんな時にアンクレットでさりげなくアクセントを足すと、見た目も爽やかですしおしゃれに見えるでしょう。

ショートパンツだけでなく、ロールアップした足元にアンクレットでスパイスを利かせるのもおすすめです。
強く主張するのではなく、ちらっと見せるのがポイントです。

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