抜け毛が気になってきた場合の対処法
アラフィフになると、抜け毛に驚く人も少なくないでしょう。私も頭皮が砂漠化してしまう危機を朝から感じています。抜け毛はどうやったら減るのでしょうか。ここでは、私が試してみた抜け毛対策や治療を紹介します。
シャンプーを変えてみる
抜け毛は頭皮の環境悪化にあると言われています。ですが、市販のシャンプーはキレイに頭皮の汚れを落とす反面、保湿力まで落としてしまいます。男性は女性に比べると、保湿能力がないと言われています。そこで、普通の市販されているシャンプーではなく、育毛シャンプーを使うのも抜け毛対策の1つです。育毛シャンプーは頭皮を刺激しないタイプをおすすめします。私は冬になると、頭皮が赤くなるほど乾燥肌でした。育毛シャンプーに変えたら、以前より頭皮が乾燥して赤くならなくなった感じがします。ですが、育毛シャンプーでは抜本的な抜け毛対策とは言えません。
クリニックに処方を受ける
私は、さまざまな頭皮環境を改善するシャンプーを使いました。それでも、抜け毛は減らず薄毛治療をしているクリニックへ通うことにしました。クリニックにはインターネットで事前に予約をしていたので、待合室を通り過ぎ、すぐにカウンセリングルームへ行きました。カウンセリングで問診票、マイクロスコープを使った頭皮状態のチェックなどをして、私の抜け毛の原因を調べます。その後、どの程度抜け毛が進んでいるのか伝えてくれます。カウンセリングが終わると薄毛治療薬を処方してくれました。薄毛処方薬の他、髪の毛に必要なビタミン剤も処方されました。
処方薬(プロペシア、ザガーロ)について
現在日本で認可されている薄毛治療薬は2種類あります。プロペシアとザガーロです。プロペシアは2001年に日本で薄毛治療薬として認可された薬です。日本だけでなく世界60か国で処方されている薄毛治療薬として知られています。プロペシアは、当初前立腺肥大症を治療するために開発されていましたが、その副産物として誕生しました。前立腺肥大症の治験をしている段階で「抜け毛の減少」に目をつけたメルク社が、薄毛治療薬として開発し、1997年にアメリカで認可されました。日本で認可されたのは2005年です。
ザガーロは薄毛治療薬として開発された薬です。プロペシアとの相違点は、男性ホルモン・テストテロンと結合して薄毛を進行させる2種類の酵素をブロックします。そのため、プロペシアよりも薄毛治療に期待できる薬です。ただ、両方の薬に共通する副作用として勃起不全、性欲減退、精液減少などEDのような副作用があります。プロペシアなどの薄毛治療薬を処方されて、おかしいなと思ったら、クリニックに行って相談しましょう。